【概要】
◯里山里海湖研究所とは・・・
・福井県庁の組織で昨年10月に設置。
「里山里海湖から福井を元気にしたい」
・里山里海湖と人、人と人をつなぎ直し、ふるさとに誇りをもてる人づくりをしたい。
・ふるさとの恵みや知恵を活かしながら、地域も人も元気になるくらしの実践。
・「新たな」価値観をもったこれからの時代の担い手作り。
→里山に対するイメージの転換が必要。「楽しい」「おいしい」「うれしい」。
◯今年度の取組
・研究所の森(学びの森=若狭町気山)でのイベント。小学校や保育園の遠足。
・里山に関するテーマを設けながら、里山の自然や人との関わりについて伝え、楽しむ。
・それぞれの身近な里山にも関心をもってもらえるような「入口」の「入口」として。
◯学びの森の活動で意識していること
①五感を使うこと:誘導ではなく、引き出す。 ②実際に体を動かす、使う:自然の中での体の使い方を知る。 ③里山にあるめぐみに気付く:倒木、枝、葉を使ってみる。工夫する。 ④役に立つ:作業、仕事。
◯未来の大人たちのために いまの大人がすべきこと
・いまある課題はいまの大人たちが責任をもって解決しなければならない。
・未来の大人たちが自分の住む地域やふるさとに希望を持って生きていける力(そのための課題解決力)を持てるように導くことも、いまの大人たちのするべきこと。
○未来の大人が育つ場としての里山
・歩き始めてから学校に行くまでの時期は特に生きるために土台を作る大切なとき。
・この小さな「未来の大人」たちにとって、自然の中は思い通りにいかないことだらけ。
・体のこなし方、気持ちの持ち方、つき合い方等、生きる力が育まれる環境としては最高。
・わくわくどきどきの宝庫。わくわくどきどき体験によって脳が発達。
・多様な大人たちとの関わり。里山はくらしの身近にあり、人を巻き込みやすい。様々な技を知り、世代間交流ができる。大人も元気や生きがいをもらえる。
◯未来の大人の育ちのための大人の役割
・子供は育とうとする力を持っている。その力を引き出して伸ばしてあげるのが大人の役割。成長に必要な「わくわくどきどき」の邪魔をしないこと。
・コツは自分(大人)が楽しむこと。
◯これからの取り組み 未来の大人たちのために
・より多くの若狭・福井の子供たちがより生き生きのびのびと育つことのできる環境づくりの支援。場所の整備、関わる大人のための勉強会。体感する機会、イベント等。
・里山里海湖で子供たちの生きる力を育む活動に取り組んでいる方、関心のある方、やりたい!という未来の大人たち等の協力が必要。